竹林山 地蔵院 神峯寺

第二十七番

【御詠歌】
みほとけの恵みの心神峯
山も誓いも髙き水音

石段沿いの景観

石段の両側には、美しく整備された日本庭園が四季折々の花を咲かせる。梅の季節にはウグイスの風流なさえずりを楽しめる。※画像1

石清水

鐘楼の裏手に湧く石清水。病気平癒に霊験あらたかであるという伝えがあり、お遍路さんの喉を潤す。※画像2

神峯寺の歴史・由来

神峯山中腹の標高450メートルに山門、境内が広がる。
幕末のころ、三菱財閥を築いた岩崎弥太郎の母が、息子の出世を祈願し往復20kmの道のりを21日間日参したという話は、いまも伝わっている。
縁起による歴史の古さは屈指で、神功皇后(在位201〜69)の世に勅命で天照大神などを祀る神社が起源とされる。聖武天皇(在位724〜49)の勅をうけた行基菩薩が天平2年に十一面観音像を彫造して本尊とし、神仏合祀を行った。その後、弘法大師が伽藍を建立し、「観音堂」と名付けたのが大同4年(809)のころとされている。

明治初期、新政府の神仏分離令により、天照大神などを祀る神峯神社だけが残り、本尊は二十六番金剛頂寺に預けて一時廃寺の悲運に遭った。明治中期に、もと僧坊の跡に堂舎を建立して本尊を帰還させ、霊場は復活した。だが寺格がないため、大正元年、茨城県稲敷郡朝日村の地蔵院を移して認可を得るなど、苦難の道を歩んで今日にいたっている。
昭和30年代、愛知県の水谷繁治さんの妻しづさんが「脊髄カリエス」で大学病院にも見放されたが、夫婦はこの峰で霊験を得て奇跡的に全治したという実例がある。

神峯寺の見どころ

石段沿いの景観・石清水

神峯寺の年中行事

初会式観音護摩法要
日時:1月18日

大祭観音護摩法要
日時:8月9日

第27番札所 竹林山 地蔵院 神峯寺 (ちくりんざん じぞういん こうのみねじ)

宗派:真言宗豊山派
本尊:十一面観世音菩薩(伝行基作)
開基:行基菩薩
創建:天平2年(730)
真言:おん まか きゃろにきゃ そわか

アクセス情報

所在地:〒781-6422 高知県安芸郡安田町唐浜2594
電話:0887-38-5495
駐車場:普通30台(時間は自由/有料)
宿坊:なし
公式HP:なし

南国インターチェンジから、室戸を方面へ国道32号線・国道55号線と走り、安田町唐浜駅標識を左折。道なりに広域農道を走った後左折、約1.5km道なりに走ると正面にあります。
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