五台山 金色院 竹林寺

第三十一番

【御詠歌】
南無文殊三世(みよ)の仏の母ときく
我(われ)も子なれば乳(ち)こそほしけれ

五台山

中国では山西省にある標高3000mの霊山。
文殊菩薩の霊場として仏教信仰の中心地として栄えた。高知の五台山は標高145m、山全体が高知県立都市公園。※画像1

五重塔

昭和55年の建立。高さ31.2m、総檜造り、鎌倉時代初期の様式。県内唯一の五重塔。※画像2

竹林寺の歴史・由来

土佐の高知の播磨屋橋で坊さんかんざし買うを見た…で有名な「よさこい節」の舞台であるほか、学僧・名僧があつまる「南海第一道場」とされた学問寺院としても知られる。鎌倉から南北朝時代の高名な臨済宗の学僧、夢窓国師(1275〜1351)が山麓に「吸江庵」を建てて修行、2年余も後進の育成に努めた。また、門前横には高知が生んだ世界的な植物学者、牧野富太郎博士(1862〜1957)の記念館と県立牧野植物園があるように、土佐の信仰や文化の中心地とも、土佐随一の名刹ともいわれた。
縁起では、神亀元年ころ、聖武天皇(在位724〜49)が中国・五台山に登り、文殊菩薩に拝した夢を見た。天皇は、行基菩薩に五台山の霊地に似た山容を見つけるよう命じた。行基菩薩はこの地が天皇の霊夢にふさわしいと感得、自ら栴檀の木に文殊菩薩像を彫り、山上に本堂を建てて安置した。その後、大同年間(806〜10)に弘法大師がここに滞在して瑜伽行法を修法し、荒廃した堂塔を修復、霊場にされたという。

慶長6年(1601)に山内一豊公が土佐初代藩主になって以来、歴代藩主の帰依が厚く、祈願所として寺運は隆盛した。「文殊堂」と呼ばれる本堂は、江戸時代前期の建立で国の重要文化財。この他、山門左手の宝物館には藤原時代から鎌倉時代にかけての国指定重要文化財の仏像17躰が収蔵されており、まさに県内きっての文化財の宝庫といえる。
眼下に高知の市街が眺められ、瓢箪形に食い込んだ浦戸湾が美しく広がって見える。

竹林寺の見どころ

五台山・五重塔・庭園(夢窓国師の作と伝えられ、国の指定名勝。)

竹林寺の年中行事

お福分け
日時:1月1日〜3日

仁王尊祈願会
日時:1月16日と旧暦1月16日

初文殊会式
日時:1月25日

節分会
日時:2月3日

針供養祭
日時:2月8日

涅槃会
日時:2月15日

春彼岸会
日時:お彼岸の入り日(変更有り)

花まつり
日時:旧暦4月8日

夏文殊会式
日時:6月24日

お盆供養
日時:7月上旬〜8月末まで

一休さん修行
日時:7月下旬〜8月(4回開催)

秋彼岸会
日時:お彼岸の入り日(変更有り)

五台山観月回
日時:中秋の名月頃

竹林寺秋まつり
日時:11月下旬の土・日

成道会
日時:12月8日

除夜の鐘
日時:12月31日

第31番札所 五台山 金色院 竹林寺 (ごだいさん こんじきいん ちくりんじ)

宗派:真言宗智山派
本尊:文殊菩薩
開基:行基菩薩
創建:神亀元年(724)
真言:おん あらはしゃ なう

アクセス情報

所在地:〒781-8125 高知県高知市五台山3577
電話:088-882-3085
駐車場:普通100台・マイクロバス10台・大型5台(無料)
宿坊:なし
公式HP:http://www.chikurinji.com/

高知インターチェンジから、高知北環状線を高知市街方面へ向い、国道32号線に左折、高須新町4丁目交差点で右折した後、五台山方面へ。標識に従って山道を登ると、左手にあります。
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