七宝山 持宝院 本山寺

第七十番

【御詠歌】
もとやまに誰か植江ける花なれや
春こそたをれたむけにぞなる

本堂

国宝に指定され、一重寄棟造り、本瓦葺きの風格あふれる建物。正安2年(1300)建立の奈良風の造りです。※画像1

五重塔

明治43年、住職の頼富実毅(よりとみじっき)が再建。遠くからでも望め、本山寺のシンボルとなっています。※画像2

本山寺の歴史・由来

四国霊場では竹林寺・志度寺・善通寺とこの本山寺の4ヶ所だけという五重塔が目印。天暦3年(950)の建立でしたが損傷が激しく明治43年に再建されました。また、本尊は馬頭観世音菩薩で四国霊場では唯一のもの。頭上に馬頭をいただく観音様で、祀られている本堂のそばには馬の像が控えています。
大同2年(807)平城天皇の勅願により、弘法大師が七十番札所として開基。当時は「長福寺」という名で、本堂は大師が一夜ほどの短期間にて建立したという伝説が残ります。およそ2万平方メートルの広大な境内には国宝の本堂はじめ、仁王門、五重塔、鎮守堂、大師堂、十王堂、赤堂(大日堂)、慰霊堂、鐘楼、客殿などが並び、大寺として栄華を極めた当時を偲ばせます。

天正の兵火では長宗我部軍が本堂に侵入の際、住職を刃にかけたところ脇仏の阿弥陀如来の右手から血が流れ落ち、これに驚いた軍勢が退去したため本堂は兵火を免れたといわれます。この仏は「太刀受けの弥陀」と呼ばれています。その後、「本山寺」と名を改め、今に至ります。

本山寺の見どころ

本堂・五重塔・仁王門(和様・唐様・天竺様という三つの様式の山門。全国でもほかに例のない、どっしりとした構えの八脚門は国指定の重要文化財です。)・鎮守堂(室町時代末期の様式を残す小さな社。桧皮葺き屋根の素朴なたたずまいです。県の指定文化財です。)

本山寺の年中行事

五重塔特別見学会
日時:5月連休(5月3~6)秋の連休

きゅうり加持
日時:7月土用の丑の日

とうろう流し
日時:8月23日 19時〜

ひだまり市
日時:9月最終日曜日

護摩祈祷会
日時:毎月28日9時〜

第70番札所 七宝山 持宝院 本山寺 (しっぽうざん じほういん もとやまじ)

宗派:高野山真言宗
本尊:馬頭観音
開基:弘法大師
創建:大同2年(807)
真言:おん あみりとう どはんば うん ぱった そわか

アクセス情報

所在地:〒769-1506 香川県三豊市豊中町本山甲1445
電話:0875-62-2007
駐車場:あり
宿坊:なし
公式HP:なし

さぬき豊中インターチェンジから観音寺市内向きに国道11号線へ。本山橋北詰の交差点を右折して直進。本山寺の五重塔が見え、左に駐車場があります。
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