四国八十八ヶ所霊場紹介 愛媛県(伊予)の霊場

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トップページ >> 四国八十八ヶ所霊場紹介 >> 愛媛県の霊場 >> 熊野山 虚空蔵院 石手寺

西方をよそとは見まじ安養の 
寺に詣りて受くる十楽

熊野山 虚空蔵院 石手寺

石手寺の歴史・由来

日本最古といわれる道後温泉の近く。参道が回廊形式となり仲見世のみやげ店が並ぶ。境内は、巡礼者よりも地元のお大師さん信者や観光客が多い霊場である。
そのもう一つの要因は、境内ほとんどの堂塔が国宝、国の重要文化財に指定されている壮観さで、それに寺宝を常時展示している宝物館を備えており、四国霊場では随一ともいえる文化財の寺院である。まず、一部を簡略にふれておこう。国宝は二王門で、高さ7m、間口は三間、横4m、文保2年(1318)の建立、二層入母屋造り本瓦葺き。重要文化財には本堂をはじめとして、三重塔、鐘楼、五輪塔、訶梨帝母天堂、護摩堂の建造物と、「建長3年」(1251)の銘が刻まれた愛媛県最古の銅鐘がある。

縁起によると、神亀5年(728)に伊予の豪族、越智玉純が霊夢に二十五菩薩の降臨を見て、この地が霊地であると感得、熊野12社権現を祀ったのを機に鎮護国家の道場を建立し、聖武天皇(在位724〜49)の勅願所となった。翌年の天平元年に行基菩薩が薬師如来像を彫造して本尊に祀って開基し、法相宗の「安養寺」と称した。
「石手寺」と改称したのは、寛平四年(892)の右衛門三郎再来の説話によるとされる。
鎌倉時代の風格をそなえ、立体的な曼荼羅形式の伽藍配置を現代に伝える名刹である。境内から出土された瓦により、石手寺の前身は680年(白鳳時代)ごろ奈良・法隆寺系列の荘園を基盤として建てられた考証もある。

石手寺の見どころ

訶梨帝母天堂

仁王門

熊野十二社権現の遺構の一つで、
鬼子母神を祀り、安産祈願の信仰を集めている。

落書き堂

大師堂の別名。かつて夏目漱石や
正岡子規など多くの名士が落書きを残していた。

洗い石

門前にある別名「渡らずの橋」。
裏側に経文が刻まれている。

阿弥陀堂

二王門を入り左側。ぼけ防止の祈願者が多く参拝する。

石手寺へのアクセス

  • 松山インターチェンジから国道33号線を松山市街へ。天山交差点を右折し、環状線に入ります。更に国道317号線に入る。最初の交差点を左折すると、正面にあります。

 

第51番札所 熊野山 虚空蔵院 石手寺 くまのざん こくぞういん いしてじ


▲境内案内図
宗 派: 真言宗豊山派
本 尊: 薬師如来
開 基: 行基菩薩
創 建: 天平元年(729)
真 言: おん ころころ せんだり
まとうぎ そわか
住 所: 〒790-0852
愛媛県松山市石手二丁目9番21号
電 話: 089-977-0870
駐車場: 民営駐車場4ヶ所・有料
普通200台・マイクロバス、大型50台
宿 坊: なし
URL: http://nehan.net/