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霜寒く露白妙の寺のうち
御名を称ふる法の声々

青峯、黄峯、赤峯、白峯、黒峯の5色山のうち、白峯にある静かな古刹。弘法大師と大師の妹の子と言われる智証大師が創建されました。弘仁6年、白峯山の山頂に、如意宝珠を埋め井戸を掘り、衆生済度を祈願に堂宇を建立しました。後に智証大師は、山頂できらめく光を見つけて登頂。山の神である白峯大権現の神託を受け、霊木で千手観音像を彫造し、これを本尊にしたと伝えられます。
白峯という、まろやかな響きを持つこの寺には、有名な物語が二つあります。
「啼けばきく きけば都の恋しきに この里過ぎよ山ほととぎす」これは保元の乱で破れ讃岐へ流された崇徳上皇の句です。都へ帰りたいという思いが叶わぬまま寂しくこの地で亡くなられました。三年後、上皇と親しかった西行法師が詣でた話は上田秋成作「雨月物語」の伝説で有名です。その後も都では異変が相次いだため、後小松帝は上皇の霊を祀る法華堂に「頓証寺殿」の勅額を奉納。また、悲話を伝える玉章木(たまずさのき)も佇んでいます。
また白峯山には心優しい相模坊という天狗が住んでいると伝えられています。ある夕方、小僧さんが木綿豆腐を買いに出かけたところ、突然、何者かに背中を押され、空を飛ぶような感覚になりました。そして次の瞬間、田舎では見ることない上等の絹豆腐を受け取り元の場所に立っていました。これは、夕方買い物に走る小僧さんを気の毒に思い相模坊天狗が助けてあげたと語り継がれています。

応永21年(1414)に後小松天皇奉納の勅額(国宝)を掲げた門。
巨大な杉に迎えられる白峯寺の山門。高麗形式の門の左右に2棟の塀を連ねた珍しい堀重門です。
参道の杉木立の中に二基。
源頼朝が崇徳天皇菩提のために建てた供養塔。国宝。
本堂の左手、阿弥陀三尊像の後方に、
木造の阿弥陀如来小像が千躰並んでいます。
●日時:1月1日
●日時:1月・9月 最終日曜日
●日時:4月 最終日曜日
●日時:7月10日


| 宗 派: | 真言宗御室派 |
| 本 尊: | 千手観世音菩薩 |
| 開 基: | 弘法大師、智証大師 |
| 創 建: | 弘仁6年(815) |
| 真 言: | おん ばざら たらま きりく |
| 住 所: | 〒762-0016 香川県坂出市青海町2635 |
| 電 話: | 0877-47-0305 |
| 駐車場: | 普通車 (門前)30台、 第二、第三駐車場 200台 午前7時〜午後5時 無料 |
| 宿 坊: | あり(団体のみ、要予約) |
| URL: | http://www.shiromineji.com/ |