文字の大きさを変更
讃岐一宮の御前に仰ぎ来て
神の心を誰かしら言ふ

創建は、わが国に仏教が伝来して約160年後という歴史を誇ります。開基は、奈良仏教の興隆の礎を築いた義淵僧正で、当時は大宝院と呼ばれ、南都仏教の一つ法相宗の普及をはじめ、行基菩薩、良弁僧正らを輩出。和同年間、諸国に一宮寺が建立の際、行基菩薩が堂宇を修復し、神毫山一宮寺に改名されました。また大同年間、弘法大師が訪れ約106cmの"聖観音" 聖観世音菩薩を彫造し、伽藍の再興にあたり、この時に真言宗に改宗されました。

この寺も同じく、天正の兵火により灰燼に帰しましたが、中興の祖とされる宥勢大徳によって再興されました。また江戸時代に高松藩主により田村神社の別当を解かれました。神仏分離の200年も前の出来事です。
この寺の本堂左手には薬師如来が祀られる小さな祠があります。これは「地獄の釜」と呼ばれ、祠に頭を入れると境地が開けるという言い伝えがあります。一方、悪いことをしていると頭が抜けなくなると言われます。昔、近所で暮らす意地の悪いおタネばあさんは、「そんなことはない、試してみよう」を頭に入れると、扉が閉まり、ゴーという地獄の釜の音が聞こえ頭は抜けなくなりました。怖くなったおタネさんは、今までの悪事を謝りました。すると頭はすっと抜けました。それからおタネさんは心を入れ替え、親切になったそうです。


立派な楠木に守られた本堂は、元禄14年(1701)、
十方施主により再建されました。
本堂左手前にある三基の宝塔。
江戸時代の神仏分離の際に田村神社から移築されました。
伝説の釜は、弘法大師が戒めのために
作られたと伝えられます。
●日時:毎月28日
●日時:1月20日
●日時:2月節分
●日時:5月20日
●日時:7月土用
●日時:8月10日


| 宗 派: | 真言宗御室派 |
| 本 尊: | 聖観世音菩薩 |
| 開 基: | 義淵僧正 |
| 創 建: | 大宝年間(701〜704) |
| 真 言: | おん あろりきゃ そわか |
| 住 所: | 〒761-8084 香川県高松市一宮町607 |
| 電 話: | 087-885-2301 |
| 駐車場: | 普通車40台・大型車20台 午前7時〜午後5時 無料 |
| 宿 坊: | あり(団体予約のみ) |