四国八十八ヶ所霊場紹介 香川県(讃岐)の霊場

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トップページ >> 四国八十八ヶ所霊場紹介 >> 香川県の霊場 >> 神毫山 大宝院 一宮寺

讃岐一宮の御前に仰ぎ来て
神の心を誰かしら言ふ

神毫山 大宝院 一宮寺

一宮寺の歴史・由来

創建は、わが国に仏教が伝来して約160年後という歴史を誇ります。開基は、奈良仏教の興隆の礎を築いた義淵僧正で、当時は大宝院と呼ばれ、南都仏教の一つ法相宗の普及をはじめ、行基菩薩、良弁僧正らを輩出。和同年間、諸国に一宮寺が建立の際、行基菩薩が堂宇を修復し、神毫山一宮寺に改名されました。また大同年間、弘法大師が訪れ約106cmの"聖観音" 聖観世音菩薩を彫造し、伽藍の再興にあたり、この時に真言宗に改宗されました。

この寺も同じく、天正の兵火により灰燼に帰しましたが、中興の祖とされる宥勢大徳によって再興されました。また江戸時代に高松藩主により田村神社の別当を解かれました。神仏分離の200年も前の出来事です。
この寺の本堂左手には薬師如来が祀られる小さな祠があります。これは「地獄の釜」と呼ばれ、祠に頭を入れると境地が開けるという言い伝えがあります。一方、悪いことをしていると頭が抜けなくなると言われます。昔、近所で暮らす意地の悪いおタネばあさんは、「そんなことはない、試してみよう」を頭に入れると、扉が閉まり、ゴーという地獄の釜の音が聞こえ頭は抜けなくなりました。怖くなったおタネさんは、今までの悪事を謝りました。すると頭はすっと抜けました。それからおタネさんは心を入れ替え、親切になったそうです。

一宮寺の見どころ


本堂


護摩堂前創作石灯籠
本堂

立派な楠木に守られた本堂は、元禄14年(1701)、
十方施主により再建されました。

一宮御陵

本堂左手前にある三基の宝塔。
江戸時代の神仏分離の際に田村神社から移築されました。

地獄の釜

伝説の釜は、弘法大師が戒めのために
作られたと伝えられます。

護摩堂前創作石灯籠(西村金造氏作)

一宮寺の年中行事

護摩供

日時:毎月28日

初大師大般若修行

日時:1月20日

星供修行

日時:2月節分

永代土砂加持修行

日時:5月20日

きゅうり加持

日時:7月土用

千日会

日時:8月10日

一宮寺へのアクセス

  • 岡山方面
    高松西インターチェンジから県道12号線を東へ。香東川を越え、歩道橋の手前で標識に沿って右折し、100mほどで駐車場があります。
  • 神戸・大阪方面
    高松中央インターチェンジ松山方面出口から国道11号線を西へ。約10分直進後、標識に沿って歩道橋の下を左折し、国道193号線を南へ。約10分後、県道12号線の交差点を右折。歩道橋の手前で標識に沿って左折し、100mほどで駐車場があります。

第83番札所 神毫山 大宝院 一宮寺 しんごうざん だいほういん いちのみやじ


▲境内案内図

▲駐車場案内図
宗 派: 真言宗御室派
本 尊: 聖観世音菩薩
開 基: 義淵僧正
創 建: 大宝年間(701〜704)
真 言: おん あろりきゃ そわか
住 所: 〒761-8084
香川県高松市一宮町607
電 話: 087-885-2301
駐車場: 普通車40台・大型車20台
午前7時〜午後5時 無料
宿 坊: なし