四国八十八ヶ所霊場紹介 高知県(土佐)の霊場

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トップページ >> 四国八十八ヶ所霊場紹介 >> 高知県の霊場 >> 藤井山 五智院 岩本寺

六つのちり五つの社あらわして
ふかき仁井田の神のたのしみ

藤井山 五智院 岩本寺

岩本寺の歴史・由来


大師堂

清流四万十川が流れ、標高が300m程の高南台地が広がる四万十町に、五尊の本尊を祀る岩本寺は建立されている。歴史は天平の世まで遡る。寺伝によれば、聖武天皇の勅を奉じた行基菩薩が、七難即滅、七福即生を祈念して、現在地より北西約3kmの付近にある仁井田明神の傍に建立したと伝えられる末寺七ヶ寺をもつ福圓満寺が前身とされる。仁井田明神の別当職(別当寺)であったことから、仁井田寺とも呼ばれていた。弘法大師がこの寺を訪ねたのは弘仁年間。大師は一社に祀られていた仁井田明神のご神体を五つの社に別け、それぞれの社に不動明王像、観音菩薩像、阿弥陀如来像、薬師如来像、地蔵菩薩像を本地仏として安置した。大師は、さらに末寺五ヶ寺を建立された。このことから、福圓満寺等は七ヶ寺と合わせて十二福寺、また仁井田明神は仁井田五社と呼ばれていた。


歓喜天(聖天堂)

天正時代に兵火等で寺社共に一時衰退してしまう。再建の際に、この地域の全ての神社を管掌下においていた岩本寺(当時は岩本坊)に、寺の法灯並びに別当職は遷され、継承される。戦国・江戸時代には武将や藩主等から寺領等の寄進を受け、神仏習合の札所として隆盛を誇っていた。明治になると神仏分離の政策で仁井田五社と分離され、五尊の本地仏と札所が岩本寺に統一され、それに伴う廃仏毀釈の法難に遭い、寺領地の大半を失ってしまう。再建には苦難の道が続いたのであるが、少しずつ伽藍を整備し現在に至っている。

岩本寺の見どころ


本堂内陣の格天井画
大師堂

200年ほど前の建造物で、境内では最も古い。

本堂内陣の格天井画

昭和53年に新築の際、全国から公募した花鳥風月から人間曼荼羅まで、575枚の絵が天井を彩る。

岩本寺の年中行事

節分会(星祭り)

日時:2月3日

除夜の鐘

そば・しるこ・酒などのお接待
日時:12月31日(夜)

岩本寺へのアクセス

  • JR窪川駅からは、駅出口を左に。国道381号線を目指す方向で直進。国道を越え、つきあたりを右折。約120m走ると左手にあります。
  • 36番札所からは、国道56号線を四万十市方面へ。窪川トンネルを抜けて古市町交差点を右折。直進して、二つ目の信号を左折。つきあたりを右折。約120m先左側にあります。

第37番札所 藤井山 五智院 岩本寺 ふじいさん ごちいん いわもとじ


▲境内案内図
宗 派: 真言宗智山派
本 尊: 不動明王 観世音菩薩 阿弥陀如来
薬師如来 地蔵菩薩
開 基: 行基菩薩(寺伝)
創 建: 天平年間(729〜749)(寺伝)
真 言:
不動明王: なうまく さんまんだばざらだん せんだまかろしゃだ そはたや うん たらた かんまん
観世音菩薩: おん あろりきゃ そわか
阿弥陀如来: おん あみりたていぜい から うん
薬師如来: おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
地蔵菩薩: おん かかか びさんまえい そわか
住 所: 〒786-0004
高知県高岡郡四万十町茂串町3-13
電 話: 0880-22-0376
駐車場: 普通15〜20台・大型3〜4台 
料金は納経所で支払う
宿 坊: あり(要予約)