四国八十八ヶ所霊場紹介 徳島県(阿波)の霊場

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トップページ >> 四国八十八ヶ所霊場紹介 >> 徳島県の霊場 >> 大栗山 花蔵院 大日寺

阿波の国一宮とはゆうだすき  
かけて頼めやこの世のちの世

大栗山 花蔵院 大日寺

大日寺の歴史・由来

徳島市には5ヶ所の霊場がある。そのいちばん西部で鮎喰川を渡った平地にあり、車の往来が激しい県道の反対側が、かつて阿波の総鎮守であった一の宮神社となっている。開基は弘法大師とされ、縁起によると「大師が森」というこの地で護摩修法をされていたさいに、空中から大日如来が紫雲とともに舞いおり、「この地は霊地なり。心あらば一宇を建立すべし」と告げられた。大師は、さっそく大日如来像を彫造して本尊とし、堂宇を建立し安置したと伝えられている。寺名の由来もこの縁起による。境内は老樹に覆われ、密教寺院の雰囲気を漂わせているが、戦国時代には「天正の兵火」により堂塔はすべてが罹災している。その後、江戸時代の前期に阿波3代目藩主、蜂須賀光隆公により本堂が再建され、諸国に国の総鎮守・一の宮が建立されたときには、その別当寺として同じ境内にあり、管理に当たっていた。


水子地蔵

ただ、一の宮の本地仏は行基菩薩作の十一面観音像とされており、同じ境内であったため、江戸時代には一の宮神社が札所であり、納経所として参拝されていたようである。このことは真念著『四國邊路道指南』(貞享四年・1687)にも記されている。その後、明治の神仏分離令により神社は独立し、一宮寺は大日寺ともとの寺名に変えたが、もともとこの寺にあった大日如来像は脇仏となり、十一面観音像が本尊として祀られている。 日本人の心には仏と神が融和している。遍路は大師の御心を慕い歩みつづけている。

大日寺の見どころ


しあわせ観音
ぼけ封じ観音

東に0.7キロほどの新奥の院・国中寺は、お年寄りへの祈祷で知ら れる

奥の院・建治寺

約5キロ離れた深山幽谷の地にあり、修行の道場とされている。 本堂岩窟に安置する尊像は弘法大師作と伝えられる。

しあわせ観音

樹齢100年をこえる 巨木の側にあり、合掌している極彩色の小さな観音像。幸せの願いを祈る。

大日寺へのアクセス

  • 藍住インターチェンジから県道1号線を徳島市内へ行き、国道192号線と合流すると石井町方面へと走り、鮎喰川沿いの県道21号線を進んで行くと右手にあります。

 

第13番札所 大栗山 花蔵院 大日寺 おおぐりざん けぞういん だいにちじ


▲境内案内図
宗 派: 真言宗大覚寺派
本 尊: 十一面観世音菩薩
開 基: 弘法大師
創 建: 弘仁6年(815)
真 言: おん まか きゃろにきゃ そわか
住 所: 〒779-3132
徳島県徳島市一宮町西丁263
電 話: 088-644-0069
駐車場: 普通車であれば15台
マイクロバスであれば10台
大型車であれば8台
利用時間の制限は特になく、料金は不要
宿 坊: あり(150人)