四国八十八ヶ所霊場紹介 徳島県(阿波)の霊場

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トップページ >> 四国八十八ヶ所霊場紹介 >> 徳島県の霊場 >> 盛寿山 延命院 常楽寺

常楽の岸にはいつか到らまし 
弘誓の船に乗りおくれずば

盛寿山 延命院 常楽寺

常楽寺の歴史・由来

四国霊場のなかで唯一、弥勒菩薩を本尊としている。弥勒菩薩は56億7千万年の後まで、衆生の救済を考え続けて出現するといわれる未来仏である。とくに京都・広隆寺の国宝で、片膝を立てて頬を右手でささえ考える半跏思惟の弥勒像は、そのやさしいお顔の表情が美しく、お大師さまとともに光明を授けてくれるような仏といえよう。縁起では、弘法大師が42歳の厄年のころ、この地で真言の秘法を修行していたときに、多くの菩薩を従えて化身した弥勒さまが来迎されたという。大師はすぐに感得し、そばの霊木にその尊像を彫造し、堂宇を建立して本尊にした。この本尊について大師は、御遺告の一節に「吾れ閉眼の後、兜率天に往生し弥勒慈尊の御前に侍すべし。56億余の後、必ず慈尊と御共に下生し、吾が先跡を問うべし…」と触れられていることからも、常楽寺への篤い思いが偲ばれる。


アララギの大木

後に、大師の甥・真然僧正が金堂を建て、また高野山の再興で知られる祈親上人によって講堂や三重塔、仁王門などが建立されて、七堂伽藍がそびえる大寺院となった。室町時代には阿波守護大名の祈願所にもなっているが、「天正の兵火」により焼失し灰燼に帰している。だが、江戸時代初期には復興、後期の文化15年(1818)に低地の谷地から石段を約50段のぼった現在地の「流水岩の庭」近くに移っている。奇形な岩盤の断層が重なる「流水岩の庭」。自然の美しさにとけ込む魅力を醸し出す。

常楽寺の見どころ


樹上の大師地蔵
常楽園

昭和30年に設立した戦災孤児のための社会福祉施設。
1歳から18歳まで の子供たちを収容している。
四国霊場ただひとつの養護施設。

アララギ大師

本堂右側 の樹周8メートル、高さ10メートルの巨木。
糖尿病、眼病の祈願をする。

地蔵菩薩像

本堂前。子供の寝しょうべん、夜泣き、歯痛、足の痛みなどの治癒に祈願する。

常楽寺へのアクセス

  • 藍住インターチェンジから県道1号線を徳島市内へ行き、国道192号線と合流すると石井町方面へと走り、県道21号線、県道207号線と走っていると看板があります。

 

第14番札所 盛寿山 延命院 常楽寺 せいじゅざん えんめいいん じょうらくじ


▲境内案内図
宗 派: 高野山真言宗
本 尊: 弥勒菩薩
開 基: 弘法大師
創 建: 弘仁6年(815)
真 言: おん まい たれいや そわか
住 所: 〒779-3128
徳島県徳島市国府町延命606
電 話: 088-642-0471
駐車場: 普通 約10台・無料
宿 坊: なし